指の骨折のある方の検査・施術について　大鳥居にある整骨院

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回は指の骨折をした方の検査・施術について紹介していきます。

骨が折れているか、折れていないかの判定はばっきり骨が折れているものに関しては簡単に判定することができますが、臨床所見で症状が軽かったりすると判定が逆に難しく、骨折を見逃すケースが存在します。

今回は折れているか、折れていないか、とても迷ったケースの紹介になります。

 

40代女性、自宅の階段を昇っている時につまずいて転び、右手を衝いた時に右の第3指を負傷したとのこと。

転んだときは痛みがかなりあったが、その後しばらくすると指の曲げ伸ばしも難なくできたので心配してなかったとのことですが、心配になって来院されました。

 

検査を行っていくと、右の第3指の末節骨付近に痛みがあるとのことで、健側と比較すると腫脹があります。

指の屈曲も問題なく行え、伸展も問題なくできます。

皮下出血もない状態です。

圧痛も痛みのある部位にはありますが、飛び上がるほどの痛みはなく、ぼんやり痛みがあるとのこと。

 

ここまでの判断でいくと「捻挫」という判定でも良いと考えましたが、万が一があるので超音波観察装置(エコー)にて検査を行っていきます。

 

エコーにて検査を行っていくと末節骨背橈側に骨折の兆候である骨折線が確認できました。

マレットフィンガーの疑いもある部位ではありますが、臨床所見上でそこは除外できていたので、マレットフィンガーの心配はありません。

 

今回のケースでは、臨床所見での圧痛や関節可動域での判定では骨折の疑いは低いと判断しましたが、エコーでの画像検査では骨折の症状が診られたので、当整骨院が提携している病院にてレントゲン検査の依頼をしました。

 

レントゲン検査を行った所、骨折が確認できました。

斜位像でも側面像でも骨折が確認することができました。

 

エコーでも確認できた末節骨背橈側の骨折として施術を行っていきます。

 

画像1番目が初見時のエコー画像、画像2、３番目がレントゲン画像(斜位・側面像)になります。

臨床所見、画像所見から骨折部がズレていくタイプの骨折ではないため、この点に関しては安心です。

 

初期の施術は電気通電と固定をメインに行っていきます。

電気通電はマイクロカレントの組織修復モードにて回復を促進していくようにしていきます。

 

固定は伸縮包帯と厚紙の固定、テーピング19mmによる固定を行っていきます。

テーピングで固定する目的としては水仕事をする際に包帯だと濡れてしまうため、水を扱う時にはテーピングにて固定を行って使ってもらいます。

 

症状の経過ごとにエコーで組織の回復程度も確認しながら施術を進めていきます。

 

当整骨院は肩こり、腰痛、首痛などの慢性的なお体のお悩みや、スポーツやプライベートでの怪我の骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(肉離れ)にも対応しています。

スポーツパフォーマンスの向上のための施術や怪我予防も行っています。

猫背、巻き肩、胸椎後弯、反り腰などの姿勢改善も行ったり、女性の骨盤の出っ張りなどの体型修正も行っています。

 

また、産前産後の整体を行う資格も持っており産前産後専門院でもあるので、産前産後のお体のお悩みのある方もお気軽相談してください！

 

お体のお悩みがある方はご相談、お問い合わせください！

 

髙山整骨院

東京都大田区東糀谷3-3-17 グランシャリオ羽田1階

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