サッカーで足首をケガした学生の施術　大鳥居にある整骨院

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はサッカーの練習中に足首の捻挫した方の施術の紹介をしていきます。

検査時の注意点等も簡単に説明していきます。

 

小学4年生男児、サッカーをやっている学生で、週５,６回練習や練習試合や試合をやっているとのこと。

練習中に自分がディフェンスをやっている時に抜けれそうになって身体を反転した時に足首を捻ったとのこと。

歩行やランニング等の動きで少し違和感があるとのことですが、痛みも大きくないとのことでした。

翌日当整骨院に来院されました。

 

検査を行っていくと、足関節の周辺の外見上の変化はあまり左右差はありませんでした。

派手な腫脹や皮下出血などはありません。

 

足関節の可動域をチェックしていきます。

底屈は約40度、背屈は5度と動かせる範囲に制限がありました。

この時の健側(ケガしていない側)の背屈は25度ほどで、背屈に関して大きな左右差が見られました。

圧痛は前距腓靭帯、踵腓靭帯にあり、前脛腓靭帯にも圧痛はありましたが、亜脱臼の整復を行った後に確認した所圧痛による痛みは消失していました。

 

この時点で距骨の亜脱臼があると判定し、施術の最初に距骨亜脱臼を整復していきます。

 

超音波観察装置(エコー)にて組織損傷の確認を行っていきます。

1番最初に前距腓靭帯の確認を行ったところ、微細な損傷を確認しました。

踵腓靭帯の損傷は確認できず、推測ですが前距腓靭帯下部線維と踵腓靭帯との繋がりのある交通線維が微細に損傷しているのではと考えます。

前脛腓靭帯の損傷は確認できませんでした。

 

エコーの画像から損傷程度はⅠ度と判定しました。

3日後に試合があるとのことで、テーピングを行って出場する形をとりました。

 

この学生の施術にはフィジカルコンディショニングも行ってほしいと保護者の方から要望があったので、身体タイプの判定も同時に行いました。

 

身体タイプの内容や重要性は過去のブログでも挙げているので、そちらからご覧ください！

 

足関節の施術は微弱電流による組織修復と疼痛緩和を目的とした通電と、周辺組織のモビライゼーションを行っていきました。

コンディショニングに関してはエクササイズとストレッチを中心とした運動を行っていき、最後に身体タイプに沿った誘導を行っていきます。

 

この誘導がスポーツ中のパフォーマンスにものすごく影響を与えるので、タイプの判別は重要です！

タイプごとにアドバイスの仕方や施術内容も変わってくるので、ここも大きなポイントの1つになります。

 

練習・試合のためにテーピングを行っていきます。

今回行っていくテーピングは、がっちり固定をせず、一定の動きを制御しつつ、身体タイプに沿った形でテーピングの走行をしていきます。

貼り終わった後に動きの確認をしてもらい、もう少し動きを制御するかのチェックを行います。

もう1つチェックすることとして、テーピングを貼った状態での身体の抵抗運動のチェックを行い、実際に身体タイプに合っているかのチェックをします。

 

2日後に再び来院した時に状態を聞くと、試合も勝って足首の状態も良かったとのことで、徒手検査やエコーで靭帯の状態を確認しながらテーピングの走行や本数、エクササイズの内容の変更も行います。

 

当整骨院は肩こり、腰痛、首痛などの慢性的なお体のお悩みや、スポーツやプライベートでの怪我の骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(肉離れ)にも対応しています。

スポーツパフォーマンスの向上のための施術や怪我予防も行っています。

猫背、巻き肩、胸椎後弯、反り腰などの姿勢改善も行ったり、女性の骨盤の出っ張りなどの体型修正も行っています。

 

また、産前産後の整体を行う資格も持っており産前産後専門院でもあるので、産前産後のお体のお悩みのある方もお気軽相談してください！

 

お体のお悩みがある方はご相談、お問い合わせください！

 

髙山整骨院

東京都大田区東糀谷3-3-17 グランシャリオ羽田1階

平日8:30～12:00　15:00～19:30

土曜日8:30～15:00

定休日　日・祝日

＊日曜日や祝日に営業する場合はGoogleにて更新をしていますのでご確認ください！

＊時間外の施術はお電話にて予約していただけると幸いです。