大鳥居にある整骨院　体幹筋力・協調性・柔軟性向上のトレーニング施術をやっている学生

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はサッカーで怪我した学生の施術を終え、競技力向上のためのトレーニングと怪我の予防を行う施術の紹介をしていきます。

トレーニングやストレッチに興味のある方の参考になればと思います。

 

小学5年生男子、サッカーをやっていて、ポジションはMFです。

当初ふくらはぎの肉離れと足首の捻挫で施術をしていた学生になります。

保護者の方から怪我の予防と競技力が上がるようなトレーニング等をお願いされ、行うこととしました。

以前の肉離れと足首の捻挫時の問診時に問題となっていた①腰からの筋力低下②股関節の柔軟性低下③足関節の可動域制限。

足関節は改善傾向にあり、それらも含め今回もう一度評価をしてプログラムを作っていきます。

 

まず最初に柔軟性の評価です。

身体全体のテストを行った結果、右肩甲胸郭関節、左股関節開排動作、胸椎可動性に制限、左足関節の背屈制限と足趾の把持機能低下(以前怪我した方の足)がありました。

協調性テストではキックモーションの確認と指定動作の遂行力を見ていき、遂行は出来ますが動作が小さくなってしまうのと動作時の代償運動が見られました。

腰からの筋力低下は問題ありませんでした。

バランス能力テストでは左右共に改善傾向にありますが、特に負傷していた左は特に落ちていました。

 

これら評価を含め再度プログラムを作っていきました

①各関節部の柔軟性向上(今回は特に右肩甲胸郭関節を含めた肩関節周囲の関節・筋肉、胸椎は上部から下部にかけて矢状面・全額面・水平面の動きに対しての柔軟性と肋骨の可動性、足関節は距腿関節や距踵関節の改善と背屈の強化、足趾の把持機能向上と足部アライメント修正)

②キック、歩き、走り動作時の上肢・下肢の連動を高めるトレーニング

③バランスディスクでのトレーニング

 

これらを主体に行っていき、1ヵ月してから再度評価を行います。

 

約4週間トレーニング、ストレッチ等を行っていき、再び評価を行った所、柔軟性に関しては改善傾向にあり足部のアライメントや可動域も向上しました。

協調性もサッカー練習時にキックや走る時に本人に意識してやってもらっているので成果が出ていて当整骨院で行っている確認テストもスムーズに行えるようになりました。

バランスは左が極端に落ちていたものがエラー回数(バランスを崩す回数)が減り、右からタックルされると倒れていたが、相手と接触しても耐えられるようになったとのことでした。

 

これらのトレーニング、ストレッチ等で怪我の予防にも繋がっているので、この1ヵ月は怪我や痛み無くサッカーをできているとのことでした。