大鳥居にある整骨院　腓骨筋損傷の方の施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はスポーツ中に足の筋肉を怪我された方の施術を紹介していきます。

怪我をされた方の参考になればと思います。

 

高校1年生女子、陸上の長距離をやられている方になります。

2ヵ月前から足の痛みと違和感があり、ストレッチ等でケアしていたが、練習がハードになった時期に痛みが継続して続いたので当院に来院されました。

 

問診をしていくと、1番痛みのある部位は足首の外側から腓骨にかけて痛みがあるとのことで、触診にて靭帯部の圧痛は無く、関節部の痛みもありませんでした。

短・長腓骨筋のストレステスト、ストレッチ時の痛みを誘発するテストを行った結果、ストレステストにて痛みが増幅したので短・長腓骨筋の損傷と判定し、触診にて腓骨筋の部位と断定しました。

足関節の可動域チェックでは制限が無く、股関節の可動域チェックでは制限が見られました。

腰からの神経症状の検査を行うと、筋力低下があり、走っているフォームが変わっていたり、代償動作が働いていて腓骨筋に負担がきていると説明しました。

 

患者さん本人に腰の痛みの有無を確認したところ、最近は痛みは無いが1ヵ月前は痛みがあったとのことで、腰は高校に入ってから痛みが出たり、出なかったりを繰り返しているとのこと。

腰の動き自体は問題はなく、骨盤と大腿の連動性を高め、骨盤も調整していくことにしました。

 

施術は腰、短・長腓骨筋のラインにかけて干渉波通電を行い、通電後腓骨筋とその周辺のマッサージを行い、腰は関節の調整を行っていき、骨盤と大腿の連動性を高めるエクササイズとストレッチを行っていきました。

臀部の筋力トレーニングも行いました。

さらに腓骨筋は微弱電流の疼痛緩和モードで通電していきました。

足の着地と地面を蹴る動作の修正も少しずつ行っていきます。

 

1週間はテーピングをして走る量を半分以下にしてもらい、当院で行っている臀部の筋力トレーニング、ストレッチ、エクササイズを中心に行ってもらうことにしました。

エアロバイクでのトレーニングは許可をしました。

来院時に腓骨筋及び腰の状態のチェックを行い、走る量を増やしていきます。