大鳥居にある整骨院　野球をやっている小学生の肘の怪我

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回は野球をやっている小学生の肘の怪我の施術の紹介をしていきます。

野球、スポーツをやられている方の参考になればと思います。

 

小学5年生男子、野球をやられていて、ポジションはピッチャーと外野をやっています。

2週間前から右の肘の痛みがあり、投球後に痛みが出るようになったとのことで、練習後にアイシング等保護者の方がケアとしてやられていたみたいで、整形外科を受診しレントゲン検査の結果、骨の異常はないとのことで終わり、痛みが中々引かず当院に来院されました。

バッティング時には痛みが無いとのことです。

問診をしていくと、1番痛みがあるのは右肘内側側副靭帯近位の部分にあり、圧痛、ストレス痛がありました。

外反ストレステストでは違和感はあるものの痛みは無いとのことでした。

超音波観察装置(エコー)にて中の確認を行ったところ、内側側副靭帯の近位部に損傷が見られました。

筋損傷は見られませんでした。

首からの神経症状はありませんでした。

身体の使い方の協調性や柔軟性、筋力等のチェックも行った所、上肢下肢の協調性の部分で修正しないと怪我の原因になる所見があったのでトレーニングも行っていきます。

 

施術は内側側副靭帯部に干渉波通電を行い、その後靭帯、周辺組織にマッサージとモビライゼーションを行いました。

微弱電流の修復モードで通電を行いました。

最後に包帯にて固定を行いました。

トレーニングとして胸椎部の屈伸、回旋動作向上のエクササイズ、上肢下肢の連動性を高めるトレーニングを行いました。

 

ピッチングの休止をし、計画的に復帰し、投球数を徐々に増やしていきながら、肘屈筋群のトレーニング・手指のトレーニングも行っていく方針です。

外野での返球は全力で投げないように指示しました。

投球の際はテーピングで抑えながらやるようにします。

自宅でできるトレーニングも指導しやってもらっています。