大鳥居にある整骨院　バスケをやっている学生のシンスプリントの施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はバスケをやっている学生の怪我の施術の紹介をしていきます。

怪我している学生の参考になればと思います。

 

小学6年生女子、バスケをやっていて、普段から動いて遊ぶのが好きとのこと。

約3ヵ月前からすねの痛みがあり、その直後に足首の捻挫をして整形外科に受診し、足首の痛みと一緒にすねが気になる旨を伝えたところ、大丈夫とのことですねは何もせず、足首の治療を行い足首は治ったとのこと。

その後、運動を開始してもすねの違和感と痛みは取れず我慢していたが、中々治らないので当整骨院に来院されました。

 

問診をしていくと、左の脛骨内縁に痛みがあり、近位部から遠位部にかけて満遍なく痛みがあるとのこと。

最初は上の方(近位部)しか痛みが無かったとのことでしたが、徐々に下(遠位部)が痛くなってきたとのこと。

触診にて確認を行っていくと、全体的に圧痛があり、特に中間の内縁から前縁にかけての痛みがありました。

判定としてはシンスプリントで間違いなく、超音波観察装置(エコー)にて確認を行うと、所々シンスプリントの所見を確認することができました。

足関節部の可動域チェックを行うと以前捻挫をしたのも左足とのことで、背屈に可動域制限があり、さらにアライメントも修正していく必要がありました。

左に関してはアーチの低下が見られ、痛みの原因にもなってきます。

腰からの神経症状もあり、特に左下肢の筋力低下があり、日頃から左に負担がかかっていて痛みがきているのだと考えられます。

腰痛に関してはたまに痛みがあるとのことで、腰も施術を行っていきます。

 

施術は腰に干渉波通電を行い、シンスプリント部分は微弱電流の疼痛緩和モードで通電していきます。

その後、距腿関節や距踵関節、足部のアライメント修正を行い、シンスプリント部分に関係のある後脛骨筋、腓腹筋やヒラメ筋などの筋肉に対してモビライゼーションを行っていきます。

下腿筋群のストレッチも行っていきます。

腰にもマッサージとakaによる調整を行い、施術を終えました。

 

練習時にはテーピングを貼ってやってもらい、走る量とジャンプする量を半分にしてもらいました。

さらに自宅でもできるようにストレッチやエクササイズを教え、早期に痛みを引かせていくようにします。