大鳥居にある整骨院　ふくらはぎ肉離れした方の施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回は子供と遊んでいてふくらはぎを肉離れした方の施術の一例を紹介していきます。

スポーツや生活の中で怪我された方の参考になればと思います。

 

50代男性、仕事は座ってパソコン操作を長時間するとのこと。

子供と公園で遊んでいて走っていたら左のふくらはぎが急に痛くなり、翌日整形外科へ行って診察を受けたところ肉離れと判定されたとのことで、伸縮包帯にて固定していたが受傷から2週経った頃に再度受診したところ、しこりは残るかもしれないと言われ終わってしまったので、受傷して3週間経った頃に当整骨院に来院されました。

 

問診をしていくと、来院時は跛行していて、かばって歩いているため大腿の裏にも痛みがあるとのことでした。

外見上でも腫れや浮腫み、皮下出血があり、皮下出血は下へ降りている所見も見られました。

左のふくらはぎの内側に圧痛があり、ストレッチ痛とストレス痛も確認できました。

超音波観察装置(エコー)にて確認を行った所、損傷している部位から出血したものが血腫になっており、縦15～20cm、横4～5cmの塊になっていました。

圧痛の位置もエコーの画像と一致します。

損傷しているのは内側腓腹筋とヒラメ筋で筋の間の筋間膜も損傷していることがわかりました。

1枚目の画像は当整骨院で使用しているエコー、2枚目の画像は撮影したエコー画像になります。

腰からの神経症状があり、この状態で運動をしていると怪我をするリスクが高くなります。

普段から腰痛も少しあるとのこと。

 

施術はふくらはぎ、腰に干渉波通電を行い、その後ふくらはぎと周辺部のマッサージと血種に対してのモビライゼーションを行いました。

血腫には超音波治療器で長時間通電していき分解させていきます。

施術後はふくらはぎに綿包帯(伸びない包帯)で固定を行っていきます。

 

最初は損傷部位の回復と血腫の除去を優先的に行っていき、徐々にストレッチと腓腹筋、ヒラメ筋のトレーニングを行っていきます。