大鳥居にある整骨院　剣道で手首を痛めた学生の施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はスポーツ中に手首を怪我した学生の施術を紹介していきます。

スポーツ中の怪我やプライベートでの怪我でお困りの方の参考になればと思います。

 

小学6年生男子、剣道をやっています。

剣道の練習中に竹刀を振っていて急に手首が痛くなり、練習後手首を見ると腫れていたとのことで湿布を貼って当整骨院に来院されました。

 

問診をしていくと、外見上で腫脹があり、熱感もありました。

痛い部位は手関節周辺で、母指の外転やフィンケルシュタインテストで痛みが誘発されます。

フィンケルシュタインテストは手の腱鞘炎を疑った時に行うテストとして有名です。

竹刀を振る動作でも痛みが出てくるとのこと。

 

圧痛も関節よりかは筋肉の痛みを訴えていて、ストレステストなどは痛がります。

超音波観察装置(エコー)にて観察を行うと、骨に異常は無く、筋肉に損傷があるため腫脹が見られ、特に長母指伸筋、短母指伸筋、長母指外転筋の損傷が疑われます。

少しですが皮下出血している痕がエコーにて確認できました。

 

1週間後に試合があるとのことで、痛みを極力減らし試合に備えていきます。

 

施術は損傷部位に微弱電流の修復モードで通電していきます。

その後、モビリゼーションとマッサージを行っていきます。

最後にスダレと包帯で固定していき、患部の安定化を行います。

 

試合まで1週間もないので極力動かさないようにしてもらい、試合はテーピングを巻いて出場してもらう予定です。

 

翌日には痛みは8割程引いたとのことでしたが、腫脹があり、ストレステストを行うと痛みが出るので固定は継続して行っていきます。