大鳥居にある整骨院　水泳をやられている学生の腰痛施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はスポーツ中に腰を痛めた学生の施術の一例を紹介していきます。

 

高校2年生女子、水泳をやられいている学生になります。

練習時に良く腰を反る動作をするとのことで、腰が痛くなることがあるとのことで、今回は練習中にバタフライをしていたら腰が痛くなってきたとのことで、しばらく様子を見ていたが受傷してから1週間ほどして当整骨院に来院されました。

 

問診をしていくと、腰の下部に痛みがあり、椎間関節部の痛みとその横の脊柱起立筋群の痛みと筋緊張が顕著に出ていました。

股関節部の硬さをチェックしていくと開排動作や回旋動作は柔らく、SLR(膝を伸ばしたまま股関節屈曲)はタイトでした。

さらに胸椎や頸椎の柔軟性のチェックを行っていくと、頸椎の可動性はかなりあり、胸椎部の硬さが目立ち、これが腰部への負担になり、柔軟性低下が腰痛と繋がっている原因の1つとして考えられます。

肩甲上腕関節や肩甲胸郭関節部の柔軟性や筋力のチェックも行いました。

首や腰からの神経症状はありませんでした。

 

施術は頸部から背部、腰部にかけて干渉波通電を行い、その後マッサージとモビライゼーションを行います。

胸椎の硬さを取るためストレッチとエクササイズを並行して行い、胸椎の各分節ごとに評価しながら行っていきます。

特に上部胸椎の硬さが目立っていたので、上部胸椎を重点的に行いました。

骨盤の調整も行い、股関節部のストレッチも行いました。

最後に微弱電流の疼痛緩和モードで通電していきながら、痛みの出ない範囲で胸椎の動きを出していきます。

 

施術後、痛みの確認を行うと、腰の反る可動域はかなり上がり、施術前よりも半分以上動くようになり、痛みも限界まで反らなければ無いとのことでした。

水泳の練習については泳ぐ量を減らしたうえでやってもらうことにしました。

さらに自宅や練習中にできる胸椎の可動域をだすエクササイズ、ストレッチ、股関節部のストレッチも合わせて指導しました。