大鳥居にある整骨院　距腿関節のつまり感と痛みがある方の施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はスポーツ習慣のある方の足首の痛み、不調について施術した例を紹介していきます。

スポーツされている方で怪我、痛み、競技力向上でお困りの方の参考になればと思います。

 

40代女性、仕事は立って動き回っていることが多いとのこと。

趣味でジョギングをされていて、週3回は走りに行くとのこと。

1年前に左足首を捻挫して、近隣の整骨院で3週間ほど通って完治したとのことで、その後ジョギングを再開してから痛みと関節のつまり感がありながらも続けていて、再度整骨院に受診し、施術を行っていたが改善されず自宅でネット等で調べながらセルフケアをしながらジョギングを続けていたとのこと。

当整骨院へは右の膝の痛みで通院されていて、足首の話を聞いて施術することになりました。

 

問診をしていくと、痛みとつまり感があるのは距腿関節、距踵関節、内果の下あたりが痛むとのこと。

足関節の関節可動域をチェックしていくと、底屈は左右共に同じくらいで可動域があります。

背屈は右は正常、左が10度と少しタイトで、この時に少しつまり感があるとのこと。

足部のアライメントチェック、関節可動域チェックを行うと、左の内側縦アーチ、横アーチの低下と足趾の浮指が確認できました。

左の足裏にたこがあることも確認しました。

腰からの神経症状は膝の施術時に確認していて、当初神経症状があり、筋力低下がありましたが、現在は改善し左右共に正常です。

 

施術はまず距腿関節と距踵関節の調整から行っていきます。

距腿関節はakaによる矯正を行い、動きを確認しながら距踵関節の調整を行い立った時のアライメントを正していきます。

この時点で距腿関節の関節可動域は25度ほど上がり、痛みは無いとのことでした。

荷重をかけてもらってつまり感を確認してもらうと、施術前よりもつまり感がないとのことでした。

 

さらに足部の内側縦アーチ、横アーチの獲得のための修正を行っていきます。

後ろから足を見た時のleg-heel angle(レッグヒールアングル)の状態も施術前にチェックを行っていましたが、この時点で最初、床面に対して後足部内反がありましたが改善傾向にありました。

アキレス腱周囲組織の滑走性も改善していきます。

もう一度関節可動域、荷重・歩行時の痛みとつまり感を確認してもらったところ、痛みはないとのことで、つまり感もこの時点でないとのことでした。

 

ここから足部に微弱電流にて通電していきます。

通電後は足趾の把持機能獲得のエクササイズとストレッチ、アーチは先程の調整で修正済みなので行わず、骨盤矯正による立位時のアライメント修正を行いました。

骨盤も問診時に確認していたので、akaによる調整を腰椎も含め行いました。

最後にアライメントのチェックと痛みとつまり感を確認し施術を終えました。

 

1週間後、再度来院された時に状態を聞くと、2回目来院前に3回ジョギングをしたとのことでしたが1、2回目は痛みやつまり感は感じず少し距離を長く走ったとのことでした。

3回目のジョギングでは走っている時は何も感じず、終わった後に痛みが内果の下に出てきたとのことでした。

つまり感は無く、走っている時は問題なかったとのこと。

 

これを考慮しながら、日々の症状、関節可動域、その他の評価を行いながら施術を引き続き行っていきます。