大鳥居にある整骨院　膝蓋大腿関節の痛みに対する施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回は膝を捻ってから膝の調子が悪い方の施術を紹介していきます。

膝の痛い方の参考になればと思います。

 

40代女性、仕事はオフィスワークをやっている方になります。

駅の階段で人がたくさんいる中で態勢を崩し、転びそうになったのを踏ん張って我慢し、そのまま会社へ行き仕事をしていて、しばらくして歩くと右膝に痛みがあり、最初は気にしていなかったが数日間痛みがあったので近隣の整形外科へ受診し、検査等行ったところ骨や靭帯、筋肉など大丈夫と診断され湿布を処方されしばらく貼って様子を見ていたが中々治らず、受傷から2ヵ月経過したころに当整骨院に来院されました。

 

痛み自体は最初に比べると引いてきているとのことでした。

 

問診をしていくと、右膝前面全体が痛いと訴えていて、引っかかり感はないとのこと。

圧痛を確認したところ、どの部位も大きく痛い場所は無く、靭帯の検査を行うとこれも正常。

クラークテストという膝蓋大腿関節の痛みを誘発テストで痛みが出て、痛い部位と一致します。

全体的に痛みが出ているのは放散痛等の影響と考えられます。

 

その他スペシャルテストを行いましたが正常で、腰からの神経症状をチェックする検査を行った所、神経出力の低下を認め、膝に対して負担がかかっていた可能性が考えられ、腰痛の有無を確認したところ、腰は痛いとのことで、腰と合わせて今回の痛みの部位や原因について説明しました。

 

説明したところ、かなり納得され、予防的観点からも腰の施術の必要性を理解していただいたので膝と合わせて施術を行っていきます。

この方の場合簡単に説明すると腰の調子が上がった方が膝の痛みが抜けやすくなっていきます。

 

施術は腰、右膝に対して干渉波通電を行い、その後胸椎・腰椎・骨盤を調整を行っていき、全体的にマッサージとモビライゼーションを行います。

その後、膝に微弱電流の疼痛緩和モードで通電していき、膝の調整(マッサージとモビライゼーション、パテラセッティング等を行いました)に入っていきます。

 

調整後に膝の動きを確認してもらうと施術前に痛みがあった動きは痛みが無くなっているとのことで、可動域や動かした時のスムーズさがあるとのことでした。

腰も可動域が上がり、痛みが半分以下になったとのことでした。

 

神経出力のチェックを行うと、出力が上がっていて、この状態で動いていれば膝への負担が少なくなります。

生活での膝への負担が少なくなる方法や動き方などアドバイスし、施術を終えました。

 

施術は最初は週2回のペースで来ていただき、調子を見ながら週1回することにしました。