外果骨折(腓骨先端)を骨折したスポーツしてる学生の施術 大鳥居にある整骨院
2023/07/26
こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。
今回は当整骨院で施術した方のケガの施術について紹介していきます。
スポーツをやられている学生で、スポーツをやっている方の参考になればと思います。
中学1年生男子、バスケットボールをやっている学生になります。
練習でリバウンドのボールを取りに行こうとジャンプして、相手と競った時に着地に失敗して右足を捻り負傷したとのこと。
その後、足を着いて歩くことができず、受傷後2時間して片足でケンケンしながら当整骨院に来院されました。
症状を診ていくと、足を着くと痛みがあり着けないとのことです。
外見上は腫脹があり、この時点では皮下出血はありませんでした(翌日に皮下出血を確認しました)。
足関節の動きと形状を診ていくと底屈・内転していて、動きも背屈に制限があり動かない状態でした。
この動きの状態から距骨が脱臼していることがわかります。
1番痛みのある部位は腓骨の先端を指をさしていて、ダメージの少ないであろう箇所から触診をしていきます。
内側の骨、靭帯や筋肉等の損傷は確認できませんでした。
外側の靭帯、筋肉は損傷なく、外果(腓骨先端)に圧痛が確認できました。
腰からの神経出力テストを行った所、問題は無かったです。
超音波観察装置(エコー)にて足関節の状態を確認しました。
画像の2枚目が受傷直後に撮影した画像になります。
画像の3枚目が当整骨院で使っているエコーになります。
エコーで外果の状態を確認すると、骨折線が見つかり、圧痛点と同じ所に骨折線があり骨折の疑いが出てきました。
靭帯、筋肉、関節部の確認を行うと、距骨の脱臼の変化を確認できました。
筋肉に損傷は無く、靭帯に関しては何度か捻挫をして痛めたことがあるとのことで、靭帯損傷の痕が確認できました。
施術は距骨の脱臼を整復し、その後、足関節アライメント、可動性の再評価を行った所、正常に動き、アライメントも問題なく整復完了しました。
その後、微弱電流の修復モードで通電していき、軽擦法にてマッサージを行い、キャスト(ギプス)にて固定を行いました。
歩行も松葉杖を1本で歩いてもらい、免荷を行います。
翌日、当整骨院が提携している病院にてレントゲン検査を行ってもらい、その画像から骨折を確認できました。
エコーの画像と同部位に骨折があることがわかります。
画像の1枚目が撮影したレントゲン画像になります。
骨折は骨端線よりも下の部位にあります。
今回のレントゲン画像は、画像のみで判定を行うと、よく診ないと見逃してしまうケースです。
画像が難しいようで、提携している病院のドクターにもそのように言われました。
臨床症状と画像所見は重要な情報になり、骨折を見逃さず適切に処置するのが重要になってきます。
施術は電気通電による骨、組織の修復を優先に行っていき、固定も早期に軽くしていき、拘縮が少ない状態でキープできるように施術プランを組んでいきます。
固定期間も最短で、運動機能が落ちないように運動療法、さらにパフォーマンス向上のためのトレーニングも順次行っていきます。
バスケットボールの練習も段階的に練習を行っていき、早期復帰できるように安全に施術を行っていきます。
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髙山整骨院
〒144-0033
東京都大田区東糀谷3-3-17 グランシャリオ羽田102
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