大鳥居にある整骨院 足関節捻挫後の足部不安定性へのトレーニングとエクササイズ
2023/03/04
こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。
今回は足関節捻挫後の不安定性や競技力向上のための施術、トレーニング、エクササイズやストレッチを行った例を紹介していきます。
スポーツをやっている方で怪我の予防、スポーツの競技力向上に興味のある方の参考になればと思います。
中学2年生男子、バスケをやっている学生になります。
約1年前に右足首の捻挫をしたとのことで、他の整骨院に通っていたとのことで、そこでは完治し、通院が終わったとのことです。
その後、怪我した足の不調があり再度受診し施術を受けていたが、中々良くならず、原因もいまいちわからないまま施術が終わったとのことです。
しばらくして当整骨院に別の部位の怪我で通院するようになり、その部位の施術が終わった時に足首の相談を受けました。
問診をしていくと、足関節自体の痛めた部位の痛みは無く、困っていることとして①力の入りづらさ②足関節・足部の硬さ③繰り返し捻挫を起こすこと
これらの相談を受け、身体全体の問診をしていき、今どのような状態か把握していきます。
この方の今現在痛い部位や負傷している部位に関しては、負傷している部位は無く、右膝オスグッドシュラッター病の痛みがあるとのこと。
まずは身体全体の柔軟性をチェックしていきます。
上肢は比較的柔らかく、強いて言えば左の肩甲胸郭関節の硬さが少しありました。
股関節はSLR(膝を伸ばしたまま股関節屈曲)が右30度、左40度とタイト、開排動作はフル可動域の半分、屈曲・内転・内旋の複合運動もフル可動域の半分、足関節は右背屈10度、底屈30度、内がえし30度、外がえし10度と各動きで制限が見られた動きがありました。
左に関しては背屈が15度でそれ以外の方向の可動域はそれぞれ良好だったので、ここでの記載は省略します。
足部アライメント、足趾の把持機能や巧緻性などもチェックを行っていきました。
腰からの神経症状チェックでは右下肢の筋力低下が確認できました。
腰痛の有無を確認すると、今は無いが時々痛い時があったとのことでした。
足底のバランス検査では右は左に比べエラー回数が多いことやSBET検査では左の方がリーチが長く、足関節部の硬さや不安定が分かります。
最後に左右の足関節部を超音波観察装置(エコー)にて観察を行い、状態を把握しました。
その他細かい検査はここでは省略します。
この方の施術プランとして
①腰の施術
②左右足関節部・足部のアライメント修正
③足底の固有神経の再教育
④バランス能力の向上のためのトレーニング、エクササイズ
⑤各関節のストレッチ
⑥協調性運動の向上を行っていきます。
それぞれ何故やっていかなくてはいけないかというのは患者さん本人と保護者の方に説明をしました。
これらを一回の施術でやっていきますが、メニュー数としては初期は少ないです。
徐々に運動の強度を上げていきます。
週1回問診時に行った検査や柔軟性の確認、バスケをしている時の感覚などの確認を行い、施術を進めていきます。
2週間経過時点で、足部アライメントは良い状態で、柔軟性はかなり順調に柔らかくなっていてSLRは60度程になり、足趾の把持機能も強くなってきました。
バランスのエラー回数も少なくなってきて、身体のコントロールができるようになってきました。
腰も腰痛は無く、筋出力も正常な状態で運動をやっているので負担も少なくなっています。
この調子で施術を進めていきます。
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髙山整骨院
〒144-0033
東京都大田区東糀谷3-3-17 グランシャリオ羽田102
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