大鳥居にある整骨院 足首の捻挫で亜脱臼をしていた方の施術
2022/10/20
こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。
今回は学生の怪我の施術の一例を紹介していきたいと思います。
参考になればと思います。
中学2年生の女子、バレーボールをやられている方になります。
バレーの試合中アタックをするためにジャンプをし着地をする時に自分の左足が味方の足の上に乗ってしまいこの時に足を内反捻挫をし負傷したとのこと。
負傷してすぐにベンチに下がりプレーを中止したとのこと。
少し足を引きずりながら歩けたので1日様子を見てから痛みと歩きづらさがあったので当院に来院されました。
問診をしていくと、昨日よりも痛みは引いた感じはするが歩きづらさと腫れはあるとのことで、
外見を観察すると皮下出血は無く、腫れは外果(外くるぶし)を中心にあります。
可動域は底屈はフルの可動域の半分程で、背屈はほとんど反れないような状態でした。
超音波観察装置(エコー)にて中を確認していくと、前距腓靭帯、前下脛腓靭帯の損傷が確認されたのと、距骨の亜脱臼を確認しました。
骨の損傷(骨折)は確認されませんでした。
靭帯の損傷もそうですが、亜脱臼のために足関節の動きに可動域制限があり、患者さんが訴えていた歩きづらさがあったのも亜脱臼があったからだと考えます。
施術は電気通電の前に亜脱臼している距骨を整復しました。
整復後しばらくすると腫れも少し引いていきました。
この後に電気通電を行い、手技療法にて施術を行いました。
最後に包帯と圧迫のパッドにて固定を行いました。
施術後は腫れがかなり引きましたが、生活で気を付けなければいけないので、アドバイスさせていただきました。
歩きづらさも解消されたとのことで、速く歩けてしまうので、わざと負担のかからないようにゆっくり歩くように説明しました。
1週間が過ぎたころには腫れがほぼ無くなり、痛みも2割ほどしか残ってないとのことでした。
靭帯の修復度合いを見ながら、エコーでも修復過程を追いながら順次復帰へのエクササイズ、予防エクササイズを行っていこうと考えます。
亜脱臼は見逃されて施術されていることが多く、修復期間の長期化や再負傷の原因、足関節の可動域制限、スポーツパフォーマンスの低下などにも繋がるので正確に問診し、正確な施術を行うことが重要だと考えます。
怪我で保険診療した施術の一例ですが参考になればと思います。
今回はこれにて終わりにします。
----------------------------------------------------------------------
髙山整骨院
〒144-0033
東京都大田区東糀谷3-3-17 グランシャリオ羽田102
電話番号 : 03-6423-7996
FAX番号 : 03-6423-7996
大田区での怪我に専門的に対応
スポーツへの復帰を大田区で支援
丁寧なマッサージを大田区で
----------------------------------------------------------------------