大鳥居にある整骨院 膝内側側副靭帯損傷の学生の施術とリハビリ
2023/05/30
こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。
今回は左膝内側側副靭帯損傷した学生の施術とリハビリについて紹介していきます。
怪我初期の判定の重要性と施術方針は重要になってきます。
中学2年生男子、サッカーをやっている学生で、ポジションはFWです。
試合中に相手と接触してバランスが崩れそうになって耐えた時に左膝が痛くなってきたとのこと。
その後、すぐにベンチ戻り、冷却をしていたとのこと。
翌日当整骨院に来院されました。
ヒアリングと問診を行っていきます。
外見上歩き方は跛行を呈していて、膝屈曲時に痛みが出現します。
触診を行っていくと、関節スペースうや前・後十字靭帯、内・外半月板、外側側副靭帯の圧痛は無く、内側側副靭帯のラインにかけて圧痛がありました。
大腿部の筋組織や脂肪体等の痛みもありませんでした。
スペシャルテストにて損傷を確認していくと、上記に記した組織の損傷は無く、外反ストレステストにて内側側副靭帯のラインにかけて痛みが出現したことから、内側側副靭帯損傷の疑いが濃厚になってきました。
超音波観察装置(エコー)にて中の観察を行っていくと、先程確認した半月板等は大丈夫で、内側側副靭帯の線維に損傷している痕跡が見つかりました。
画像所見と触診による検査にて「内側側副靭帯損傷」として判定しました。
損傷程度はⅡ度と判定しました。
腰からの神経出力低下はありませんでした。
施術は内側側副靭帯のラインにかけて微弱電流の修復モードで通電していきます。
その後、腰部から下肢にかけてマッサージとモビライゼーションを行っていきました。
初期は施術後に包帯、厚紙副子にて固定を行っていきました。
練習はしばらく休止にしてもらいました。
受傷後、2週間経過した段階でエコーで損傷した箇所の観察を行い、その結果、厚紙副子を除去し、包帯のみの固定にしました。
3~4週後には包帯を外していき、歩行の練習とストレッチと軽い筋トレを開始していきました。
この時もエコーで中の状態を確認していき、修復具合を確認しました。
5週目から練習の部分復帰をしてもらうことにしました。
整骨院での施術も筋トレの強度を上げていったり、トレーニング種目を徐々に増やしていきました。
持久力のトレーニングも行ってもらいました。
6週目からエコーでの画像チェック後に修復状態の安定化が見られたのと、身体状態が良好なことから全ての練習の復帰をしてもらうことにしました。
全体練習復帰後も施術に通ってもらい、ケアと靭帯修復を行っていきます。
----------------------------------------------------------------------
髙山整骨院
〒144-0033
東京都大田区東糀谷3-3-17 グランシャリオ羽田102
電話番号 : 03-6423-7996
FAX番号 : 03-6423-7996
大田区での怪我に専門的に対応
スポーツへの復帰を大田区で支援
丁寧なマッサージを大田区で
----------------------------------------------------------------------