大鳥居にある整骨院　シーバー病に対しての施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はスポーツをやられている学生の怪我の施術について紹介していきます。

スポーツの怪我で悩まられている方の参考にになればと思います。

 

中学2年生女子、バスケをやっている学生になります。

半年前から左踵の痛みがあり、整形外科にてシーバー病と診断され、バスケ練習を1ヵ月ほど休止し、その後練習に復帰したが痛みが出てきて、整骨院に行ったが練習の休止をするように言われ、中々痛みが引かず、4ヵ月ほど痛みを我慢していたが、痛みが強くなり、今回当整骨院に来院されました。

 

問診をしていくと、ジャンプや長距離のランニング後が痛いとのことで、クッションのあるインソールを試したこともあるが、効果はなかったとのこと。

疼痛はシーバー病の部位にあり、圧痛も確認できました。

超音波観察装置(エコー)にて中の確認を行うと、炎症反応が確認でき、痛みのある部位とも一致します。

踵以外の組織の状態や柔軟性なども評価していき、腰からの神経出力のチェックを行うと、筋力低下を認めました。

立位姿勢や歩行の状態も確認した結果、施術の内容として

①腰からの神経出力の向上

②立位アライメント修正、歩行の再教育

③踵の疼痛除去

 

これらをメインに患者さん、保護者の方と説明、相談し施術の方向性を決めました。

 

施術は腰に干渉波通電を行い、踵には微弱電流の疼痛緩和モードで通電していきます。

通電後に腰、踵のマッサージとモビライゼーションを行います。

腰椎、仙腸関節にはAKAによる矯正を行い、腰からの神経出力を高めていきます。

　

足部の修正は立位姿勢で修正を行っていきます。

この患者さんは立位時にオーバープロネーションがあり、大腿部内旋などがあり、これが骨盤や上半身の姿勢にも影響が出ていると考えられます。

立位姿勢の修正と同時に歩行の仕方も教えます。

＊細かい詳細は省略します。

 

初回は歩行訓練に時間をかなり割いたこともあり、理想的な歩行になったと考えます。

歩行時にも痛みがあったとのことでしたが、施術後には痛みが無かったとのことです。

 

練習に関してはダッシュや長距離走、頻回のジャンプ動作は回数を少なくしてもらいながら練習を続け、施術も進めていく方針になりました。