大鳥居にある整骨院　ゴルフのスイングで肩を痛めた方の施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回は年内最後の投稿になります。

ゴルフで肩を痛めた方の施術を紹介していきます。

 

50代男性、仕事は立ったり座ったり、車の運転も多くするとのこと。

趣味でゴルフをやられていて、バラバラですが練習も含め週2～4回くらいやられるとのこと。

練習の打ちっぱなしでドライバーでボールを打っている時にインパクトの瞬間に右肩の前面が痛くなったとのこと。

その後痛みを我慢しながらゴルフを続けていて、受傷して半年後に痛みが引かないので当院に来院されました。

 

問診をしていくと、1番痛みのある部位は胸筋部の上部と僧帽筋上部、上腕二頭筋長頭腱の部位が挙上動作と内転動作で痛みがあるとのこと。

圧痛は無く、フルの力でスイングを行うと痛みが出てくるとのこと。

首からの神経症状はあり、首と肩こりの痛みは元々あったとのことです。

肩甲帯、胸郭の動きや胸椎、横隔膜の柔軟性などその他諸々の検査も行い、どこか大きな損傷があるわけではなく、スイング運動を行う動作の関連領域の硬さや、機能低下などがあり、これが肩関節への負担になっていると考えられます。

実際にテーピングで体幹部にスイング時に行う軌道に対して補助テープをしたところ痛みが少し減り、スイングもしやすいとのことでした。

それぞれ、体幹の機能や柔軟性などもチェックしていき、優先的に行うエクササイズの選定を行いました。

 

施術は肩関節部には微弱電流の疼痛緩和モードで通電していき、頸部、背部には干渉波通電を行いました。

その後首から肩にかけてモビライゼーションを行い、頸椎・胸椎にカイロプラクティックによる矯正を行い、肩の動きに関連している部位の修正を行いました(具体的にはモビライゼーションやストレッチなどを組み合わせて修正しました)。

疼痛部位には微弱電流でピンポイントで通電しながら肩の動きを他動的に動かしながら修正します。

 

施術後は痛みは少しあるもののかなり楽になったとのことでした。

スイングを確認してもらうと8割の力でスイングしてもそんなに痛くないとのことで、しばらくゴルフをやる際はテーピングをしてやってもらうことにしました。

 

後日再度来院され、状態を確認すると痛みはそんなにしばらく時間が経ってもスイング時には8割の力でスイングしても痛みはないとのことで、施術プランとしては初回の施術をベースに行っていけば痛みが治まっていくと考えられます。

練習に関しては制限を設けて行ってもらうことにしました。