大鳥居駅にある整骨院　スポーツ中に首を痛めた学生の施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はスポーツ中に相手とぶつかり首を痛めた方の施術を紹介していきます。

スポーツで怪我された方の参考になればと思います。

 

高校2年生男子、サッカーやっている学生になります。

ポジションはMFで、練習試合中に空中で相手と接触した際に頭が相手の身体とぶつかり、首が屈曲した状態でぶつかり首の後方が痛くなったとのこと。

試合はそのまま続け、翌日になっても痛みが治まらなかったため当整骨院に来院されました。

 

問診をしていくと、来院時から首が左に曲がった状態(左側屈)で来院されていて疼痛回避姿位になっていました。

痛みは首後方にあり、特に右側が痛いとのこと。

関節可動域は屈曲は40度、伸展は30度で痛みがあり、側屈・回旋は痛みがあり半分ほどの可動域で特に右側屈で痛みが増幅するとのこと。

首の筋緊張もあり、首以外の肩甲骨周りや肋骨等にも影響が出ていました。

首からの神経症状があり、筋力低下が見られました。

 

施術は首から背部にかけて干渉波通電を行い、その後マッサージを行っていきながら腰椎、胸椎のモビライゼーションによる調整を行っていきます。

頸部周りの胸鎖乳突筋や胸筋群、顔面筋の調整も行い、頸椎のakaによる調整も行いました。

その後微弱電流の疼痛緩和モードで通電していきます。

 

この時点で首が左に傾いていたのが真っすぐになり、真っすぐにしても痛みは無いとのことでした。

伸展はほぼフルまで動かせるようになりましたが痛みが少しあるとのことで、痛みの度合いは半分以下になったとのことでした。

右側屈と回旋に関してもほぼフルで動き、左回旋は3分の2ほど動くようになっていました。

首からの神経出力も上がり、筋力低下は無くなっていました。

 

日常生活での首に負担のかかる動かし方や習慣等で痛みが強くなったりするので、注意点に関してはアドバイスさせていただきました。

 

練習は通常通り行えそうとのことだったので、通院をしながら制限をかけることなく注意をしながらやってもらうことにしました。