大鳥居にある整骨院　テニスをしている学生のテニス肘の施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はスポーツで怪我した学生の施術の一例を紹介していきます。

参考になればと思います。

 

小学6年生女子、テニスをやられている学生になります。

練習中にラリーをしていて、少しずつ痛みと違和感があったとのことですが、プレーに支障が出ていなかったので続けてプレーを続けていて、バックハンドでボールを返球した時に痛みが強くなりだしたので翌日当整骨院に来院されました。

バックハンドでの痛みが1番強いとのこと。

 

問診をしていくと、1番痛みがあるのは利き手である右肘の外側上顆から遠位にいって約3～5cmの所まで前腕伸筋群に痛みがあるとのこと。

スペシャルテスト(疼痛誘発テスト)にて3つ検査を行った所、2つ痛みが誘発され、さらに超音波観察装置(エコー)で確認を行った所、外側上顆の付着部とそこから約3cmの所に炎症反応があり、痛みのある部位と一致しました。

施術前に伸筋群の関連部位のモビライゼーションを行った所痛みが減ったことからテニス肘と判定しました。

首からの神経症状はありませんでした。

 

施術は外側上顆、前腕伸筋群中心に干渉波通電を行い、その後マッサージとモビライゼーションを行います。

微弱電流の疼痛緩和モードで通電していきながら、疼痛部位と関連領域にモビライゼーションを行います。

軽くストレッチを行ってみましたが、痛みがかなりあるとのことだったので、初回施術では行いませんでした。

最後に固定を行い施術を終えました。

 

練習はバックハンドで極力打たないようにすることと、テーピングをしながら練習してもらうことにしました。

 

施術を続けて1週間後にもう一度細かく検査を行ったところ、ストレッチ時の痛みが半分以下になっていたので施術時にストレッチを行いながら微弱電流で通電して施術も行いました。

 

症状を見ながら徐々に施術の内容も変えていき、バックハンドでのボールの返球も行ってもらう予定です。