膝の痛みのある方

こんにちは、大田区東糀谷にある大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回も通院施術受けられている方の紹介をしていきます。

 

40代女性、趣味でダンスをされていて、当院に来られる前は色々な整形外科さんに通っていたとのこと。

整形外科で言われた診断としてはタナ障害と言われたそうで、手術をすすめられたそうですが悩み、色々な整形外科に通いリハビリ等も受けたそうです。

そもそもタナ障害とは膝蓋内側滑膜ひだ(タナともよばれる)の肥厚により、運動時に膝関節内側に疼痛や引っかかり感を訴えます。

この方は運動時の痛みはあるが引っかかり感はさほど訴えてはいませんでした。

 

カウンセリングにて膝を診ていくとタナ障害以外の症状があり、そちらの方が痛みの優先順位が強いのではないかと考えました。膝以外にも痛くなる原因として腰からの症状もありました。

超音波観察装置(エコー)にてタナ障害部の観察も行った所、重大な損傷等はありませんでした(写真の1枚目が実際のエコーの画像になります)。

まず、手術を悩まれていたのでタナ以外の痛みの要素を取り除きそれでも痛いようなら手術をしてみては？というように話し、本人もそれで納得されたので施術を開始しました。

 

施術プランとして

①カウンセリング時に判明した膝の痛みのある部位へのアプローチ

②腰へのアプローチ

③運動療法によるアプローチ

この３つを軸に施術を開始しました(症状の経過で少しずつプランを変更する場合もあります)。

 

1ヵ月程経ちますが、ぼんやり腫れている感じはあるものの調子は悪くないとのこと。

ダンスもできてるとのことでした。

手術に関してもやらない方向にしたとのことです。

痛めた組織を回復させるのには時間もかかるので、調子を聞きながら施術していこうと考えます。

わたし自身ももっと良い方法があるのではと探求しなければいけないと考えます。

 

今回はこれにて終わりにします。