大鳥居にある整骨院　半月板損傷と内側側副靭帯深層損傷の方の施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回は階段を歩いていて膝を怪我した方の施術を紹介をしていきます。

怪我した方の参考にになればと思います。

 

40代男性、仕事はデスクワークでパソコンをやられている方になります。

階段を歩いている時に着地で足をつき損ねた際に左膝が内側に入って負傷したとのこと。

その後、整形外科へ受診しレントゲン検査をしたところ異常は無いとのことで、そのまま1週間後に診せにきてくれとのことで、結果どこを痛めているのか分からず、痛めてから1週間後に当整骨院に来院されました。

 

問診をしていくと、外見上跛行をしていて、膝の屈曲が痛いとのこと。

痛みのある部位は左膝内側で、背臥位での股関節屈曲は100度で痛みがあります。

圧痛は内側の関節のスペースにあります。

前十字靭帯、後十字靭帯、内・外側側副靭帯のテストを行った所異常や陽性とはなりませんでした。

半月板損傷の有無を確認するマクマレーテストでは内側半月板の損傷が陽性として出て、これだけでは決定打にかけるので、その他の半月板のテストも行い、陽性として出たものもありました。

 

超音波観察装置(エコー)にて中の確認を行うと、内側半月板の中節、後節の辺縁部に損傷が見つかり、内側側副靭帯深層にも損傷があることもわかりました。

痛みのある部位とも一致します。

損傷程度はⅠ度と判定しました。

 

腰からの神経出力のチェックを行うと、左の下位腰椎部からの神経出力低下がありました。

これも膝の怪我の原因の一つとして考えられます。

腰の施術の重要性も説明し、膝と合わせて腰も施術を行っていきます。

 

施術は腰に関してはマッサージとモビリゼーションを行い、仙腸関節、腰椎の調整を行い、神経領域に関与する筋肉の硬結や調整を行った後、腰には干渉波通電を行い、膝には微弱電流の修復モードで通電していきます。

その後、膝にはマッサージとモビライゼーションを行い、再び疼痛除去モードで微弱電流を通電していきます。

 

最後に包帯にて固定を行い、生活での動き方や負担のかかる動き方などを説明し、施術を終えました。