大鳥居にある整骨院　バスケでふくらはぎの肉離れをした方の施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はスポーツ中にふくらはぎの肉離れをした方の施術を紹介していきます。

スポーツ中の怪我等で悩まれている方の参考になればと思います。

 

40代女性、仕事は地味仕事と立って歩いて物を運ぶ仕事をされている方になります。

バスケを趣味でやられていて、練習中に身体の切り返しで左足で踏ん張ったところ左ふくらはぎがブチッといって、その後プレーを辞めたとのこと。

翌日整形外科へ受診したところ、1週間程休んでと言われただけとのことで、受傷して1週間後に当整骨院に来院されました。

 

問診をしていくと、左ふくらはぎの内側に痛みがあるとのことで、触診を行っていくと腓腹筋上部と筋腱移行部に圧痛があり、腓腹筋、ヒラメ筋それぞれのストレステストでは陰性、ストレッチでは違和感はあるものの痛みは無く、筋肉の伸張感はあるとのこと。

 

超音波観察装置(エコー)にて観察を行うと腓腹筋の筋層に損傷を確認しました。

損傷程度はそこまで大きくありませんが、圧痛の位置と一致します。

ヒラメ筋の損傷はありませんでした。

筋腱移行部には画像で大きな変化は見られませんでした。

 

練習をやりたいとのことで、症状の状態からテーピングを巻いて練習を行ってもらうことにしました。

切り返しの動きやダッシュには気を付けて動いてもらい、運動量も少し減らしてやってもらいます。

 

施術は腰、腓腹筋に干渉波通電を行い、マッサージとモビライゼーションを行います。

腓腹筋には超音波治療器にて照射を行い、腰にはAKAによる矯正を行っていきました。

 

練習前に当整骨院に寄ってもらい、テーピングを巻いてバスケをしてもらいました。

翌日バスケをやった感覚を聞くと、痛みは無かったとのことで、徐々にストレッチやトレーニング等の運動療法も併用して行っていきます。