大鳥居にある整骨院　スポーツをやられている方のアキレス腱周囲炎の施術一例

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はスポーツをやられている方の足の怪我のトラブルに対する施術の紹介をしていきます。

スポーツをやられている方の参考になればと思います。

 

30代男性、仕事は営業をされていて車の運転が多いとのこと。

週2回フットサルを趣味でやっていて、4ヵ月前ぐらいから右足の痛みがあり、明確にどこが痛いとはわからなかったが徐々にアキレス腱の周りが痛いことに気付き、しばらく様子を見ていたが中々痛みが引かないので今回当整骨院に来院されました。

 

問診をしていくと、アキレス腱周囲は腫れがあり健側である左と比較すると厚さが異なります。

触診にて痛みはアキレス腱実質とその周りにあり、足部の可動域評価では距腿関節や距踵関節、リスフラン関節などの硬さはありました。

さらに腓腹筋やヒラメ筋、前脛骨筋などの硬さも評価していきました。

超音波観察装置(エコー)にて中の観察を行うと、健側と比較した時にアキレス腱自体の腫れ、アキレス腱周囲の組織の腫れや炎症が確認できました。

様々な検査からアキレス腱周囲炎として施術を行っていくことにしました。

腰からの神経症状はありませんでした。

 

施術はアキレス腱周囲に微弱電流の修復モードで通電していき、その後マッサージとモビライゼーションを行います。

モビライゼーションはアキレス腱周囲のパラテノンや腱上膜、脂肪体(Kager's fat pad)などの組織の滑走性、柔軟性向上のための手技を行いました。

さらに足部のアライメント調整、腓腹筋やヒラメ筋などの下腿筋群のマッサージも行いました。

 

フットサルは続けながら施術を進めていく方針にしました。

プレーをする時にテーピングを貼って行うことをアドバイスし、貼り方やプレー後のケアの仕方も合わせてアドバイスさせていただきました。