大鳥居にある整骨院　前脛骨筋の怪我をした方の施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はサッカー中に怪我をされた学生の施術の紹介をしていきます。

怪我をされた方の参考になればと思います。

 

小学5年生の男子、サッカーを週5、6回やっている学生になります。

練習中に空中のボールを相手と競って着地した時に右脚が痛くなったとのこと。

1番痛いのはすねのあたりとのこと。

 

問診をしていくと、触診、圧痛で痛む部位は前脛骨筋の近位から遠位と広く、シンスプリントの部位の圧痛や痛みはありませんでした。

足部の靭帯や前脛骨筋以外の痛みはありませんでした。

前脛骨筋はストレッチ痛とストレス痛の両方ありました。

腰からの神経症状はあり、右の筋力低下の影響で前脛骨筋の怪我をした可能性があると考えられます。

 

本人に腰の痛みの有無を確認すると無いとのことで、ここが大きなポイントで、痛みが無くても神経症状は出てくるので注意が必要です。

 

施術は腰、前脛骨筋に干渉波通電を行います。

その後前脛骨筋のマッサージとモビライゼーションを行います。

臀部の筋力トレーニングと股関節のストレッチも行いました。

最後に足関節の固定を行って前脛骨筋の負荷を減らしていきます。

 

サッカーは継続して練習、試合等続けてもらうことにしました。

施術をしながらサッカーも継続してやってもらいます。

1週間～2週間は練習は少し練習量を減らして行ってもらうことにしました(運動強度の強い練習は減らしてもらいました)。

症状を見ながら運動強度を上げていきます。

 

特にスプリント、ジャンプ動作の繰り返し行うトレーニングは1週間は避けてもらいました。