大鳥居にある整骨院　格闘技で肉離れをした方の施術

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はスポーツ時の怪我の施術の紹介をしていきます。

参考になればと思います。

 

40代男性、仕事はリモートワークを主にやれれていて、外で荷物の搬入や立っていたりする方になります。

趣味で格闘技をやっていて、蹴りの練習をやられている時に右脚で蹴ってミットに当たった瞬間に右ふくらはぎに痛みがきて、立っていられずそのまま練習を辞め、翌日当院に杖をつきながら来院されました。

問診をしていくと、外見上で健側の左と比較しても腫れがかなり出ていて、皮下出血は薄っすら出ていました。

圧痛は内側腓腹筋の起始から約3cm遠位の部分から筋の膨隆部付近まであります。

外側腓腹筋の損傷はありませんでした。

ストレス痛、ストレッチ痛は腓腹筋、ヒラメ筋共にありました。

超音波観察装置(エコー)にて中を確認していくと、腓腹筋、ヒラメ筋に損傷の痕と筋膜部に損傷の痕が確認されました。

筋損傷の程度の総合的な判定としてⅡ度と判断しました。

この方に腰痛の有無を確認したところ、腰痛はあるとのことでしたが、腰からの神経症状のチェックでは陰性でした。

1枚目が5日目外見写真、2枚目がエコー画像、3枚目が当院で使用しているエコー。

 

施術は腓腹筋、ヒラメ筋に対して干渉波通電を行い、この後マッサージとマニュピレーションを行った後、微弱電流の修復モードと疼痛緩和モードにて通電を行いました。

最後に包帯と厚紙副子にて固定を行い施術が終わりました。

 

施術後は固定をしたため動きやすくなったとのことでした。

後日来院されると痛みの感じが少し良いとのことで、固定をしてしばらく動くようにと負担のかからない動き方をアドバイスしました。

 

怪我に対してはどこが損傷していて、どのくらいの程度なのか、固定の有無・強度など適切に対応することが重要です。