大鳥居にある整骨院　スポーツ時の膝のお皿の裏による痛み

こんにちは、大田区東糀谷の大鳥居駅東口より徒歩2分の場所にある髙山整骨院の髙山です。

 

今回はスポーツをやられている方の膝の痛みのある方の施術を紹介していきます。

参考になればと思います。

 

高校1年生女子、陸上の長距離を競技としてやられている方になります。

1ヵ月前から右膝の痛みがあり、走れるので気にせずに走っていたら時々強い痛みが出る頻度が多くなり当院に来院されました。

問診をしていくと、1番痛い場所は右膝の内側で触診にて細かく部位を精査していきます。

関節のスペースや靭帯のストレステスト、伸張テストは陰性で、膝蓋骨(お皿)の裏の損傷を意味するクラークテストは陽性となり、膝蓋大腿関節障害として説明しました。

股関節の可動域制限や大腿四頭筋の硬さもありました。

骨盤、下肢部のアライメントのチェックでは大きなアライメント不良は無かったですが、腰からの神経症状があり、これが間接的に膝の痛みに直結する原因であることが判明しました。

よくよくお話をすると腰も座す時間が長くなったり、捻る動作で痛みがたまにあったことがあるとのことでした。

 

施術は腰、膝蓋大腿関節部に干渉波通電を行い、膝のマッサージとマニュピレーションを行いました。

膝蓋骨に関しては調整を行っていき、骨盤、下肢のアライメントを見ながら足部の調整も行いました。

臀部から大腿四頭筋部のストレッチや調整も行い、初回は終わりました。

 

施術を開始して3回目が終わったころには、痛みがほとんど出てこなくなったとのことで、運動の制限も解除していきながら、施術時にトレーニングや協調運動等も開始していきました。

 

今回は以上になります。

一口に膝の痛みと言っても細かく精査してどこが痛みの部位であるかを特定することが重要だと考えます。

膝の痛みのある方の参考になればと思います。