院内設備
KONICA超音波
KONICA超音波
超音波画像観察装置
エコーはプローブと呼ばれる端子から超音波を発生させ、組織に当てて跳ね返ってきた超音波を画像処理して画面で見ることができるようにするという装置です。
例えば骨であれば硬い組織なので超音波が跳ね返りやすくなります。筋肉であれば水分量が多く柔らかいので超音波の跳ね返りは骨に比べて少なくなります。
そういう跳ね返りの差を画像処理して画面表示することによって、どの組織なのかを判別します。
運動器に対して使用する際は、骨・軟骨・靭帯・腱・筋肉・筋膜などの軟部組織の観察を行います。
近年超音波エコー装置の画像処理能力が急速に向上し、リアルタイムに組織の損傷度合、動態の観察が可能になりました。
♦効果
骨折の有無の早期判断が可能です
・軟骨 成長期の離断性骨軟骨炎などの軟骨障害の早期発見が可能です
・靭帯 肘の内側側副靭帯のゆるみなどを発見
・腱 アキレス腱障害で起こる腱の肥厚や滑走具合を観察できます
・筋肉 肉離れの際にどの筋肉がどのくらい損傷しているかの判断できます
・筋膜 筋肉を動かした際の筋膜の滑走具合や張りの具合を見ることができます
※もちろんエコーでわからないこともあります。CTやレントゲン、MRIのほうがいい場合もあります。